2012年9月21日金曜日

スーパーアニュエーション払戻しの具体例

アドミン及びスーパー払い戻し請求担当のStaff Kです。

前回の記事ではスーパーの概要をご説明しましたが、今回は具体例をあげます。

まずは、ご自身が払戻請求の対象者である必要があります。
テンポラリービザ保持者でビザ期限が切れ、国外へ出国した方が対象者です。
永住権保持者の方は対象者には見なされないので、還付請求をすることができません。

次にファンドに十分な残高があるかどうかを確認します。
十分な残高とは、35%の税金とその他費用が差し引かれてプラスになるかどうかです。

例えば、スーパーアニュエーションの口座が一つで、$5,000の残高がある場合、35%の税金($5,000 X 35%) $1,750が引かれて$3,250となり、そこから必要な費用が引かれた残高がお客様の受け取られる金額となります。

必要な費用とは、例えば提出書類であるパスポートのコピーですが、在日本オーストラリア大使館または領事館に出向いて、原本証明(Certified copy)を取る必要があり有料です。また、遠方にお住まいの方は大使館までの交通費がかかってまいります。 そして弊社への手続き代行料金、婚姻等により名前が変更になった際の翻訳にかかる料金など、お客様の状況によって費用がかさみます。

正確な費用は、必要な書類を弊社へ提出していただいてからでないとお答えできないのですが、概算で見積もった費用を$3,250から差し引いても還付が見込めるので、残高が$5,000あるというのは十分な残高があると言えると思います。

弊社では、スーパーアニュエーション還付の手続き代行サービスを提供しておりますので、ご希望の方は、弊社ウェブサイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

2012年9月18日火曜日

スタッフミーティング

今年2回目のスタッフランチ会を催しました。

場所はサンクチャリーコーブのパラゴンにて。



いつも話が全然仕事と関係ない方面に飛ぶのですが、、、この日は、私もスタッフもフォーカスしており、事務所のデータファイル管理の改善方法、サーバ移行に関するトライアル、顧客メール管理の方法、 顧客ファイル名のルーリング、等々、事務所らしい意義のあるミーティングになりました!!

メンバーは、ブログでもおなじみのスタッフ K、スタッフ T 及び、広報部長のY氏でした。お疲れ様でした~。

次のスタッフミーティング兼ランチ会は12月、クリスマス会兼ですね。

いやあ一年が過ぎるのは早い。。。


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

ABN (オーストラリアン ビジネス ナンバー) 登録のメリット



暖かくなってくると毎年のようにバイクが買いたい病になるタカです。
今年もきっと買わないんでしょうけど。笑

さて、今回はABNについてお話します。

ABNとはAustralian Business Numberの略で、その名の通りオーストラリアでビジネスをする事業者を管理する認識番号です。オーストラリアで事業を始めようと考えている方なら一度は耳にしたことのある言葉ではないでしょうか。

では、事業者がABNを持つ利点とは何でしょうか?

一番大きなメリットは、商取引の際に取引相手から源泉徴収税を引かれずに支払いをしてもらえることです。

商品やサービスを取引先業者に提供した場合、取引先業者がその代金から最高税率(現在は46.5%)の源泉徴収税を差引いてATOに支払うことが義務付けられていますが、ABNをその取引先業者に掲示することでその義務を免除されるため、商品orサービス全額を支払ってもらうことができます。

資金が豊富にある大企業ならともかく、個人事業者や中小企業にとって売上げの約半分が源泉徴収されATOに預けられてしまうのは経営にかなり大きな影響を及ぼすのではないでしょうか?

二番目のメリットとして、ビジネス用の銀行口座やドメインネームが取得できることです。

プライベート口座をビジネスと兼用して使用している方を時々みますが、お金の出入りがビジネスに関するものかそれともプライベートなのかを一つずつ洗い出す作業は、意外と時間と手間がかかります。特に会計士等にBASTax Returnを任せている場合には、無駄な費用を避けるためにもビジネス専用口座を持つことを強くお勧めいたします。

第三のメリットとして、取引先への信用があります。ABNを掲示することで自分の事業がビジネスとして登録されていること、またATOへの源泉徴収税申告など余計な仕事をする必要が無いことなどがわかり、取引先業者も安心して取引を始めることができます。



新しくビジネスを始める際には将来どのようにビジネスを広げていくかを見据えながら、ABNだけでなくその事業形態やGST、ビジネスネームの登録などを考慮していく必要があります。

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

2012年9月17日月曜日

オリンピックメダルに税金は掛けるべき?



少し前のアメリカの記事ですが、なかなか面白いものを見つけました。

以下がその記事(PolitiFact.com)のリンクです。
http://www.politifact.com/truth-o-meter/statements/2012/aug/01/americans-tax-reform/do-olympic-medalists-owe-9000-irs/

現在アメリカでは、オリンピックメダル及び報奨金が課税所得の対象となっているそうです。例えば今回のロンドンオリンピックで金メダルを取った場合、報奨金US$25,000と金メダルの価値がおよそUS$675で、最高でUS$8,986(最高税率35%の場合)の税金が徴収されるとのことです。

それに異議を唱えるマルコ・ルビオ上院議員が「オリンピックのアメリカ代表として海外で戦いメダルを勝ち取った選手達に、更なる税金徴収の心配をさせながら国に帰ってこさせるべきではない」と主張し、「The Olympic Tax Elimination Act」という法案を提出したそうです。

確かに国のためにメダルを勝ち取って帰ってきたにもかかわらず、その国から勝利の勲章であるメダルと報奨金の一部を、例え法律に沿った税徴収とはいえども、持っていかれるのは選手達にとってはやるせないでしょうね。

他の記事を見ると「国のために戦う兵士達が税免除を受けているのだから、同じく国を代表して戦うオリンピック選手達にも税免除を与えるべき」と主張する人もいるようですが、個人的にはこれはちょっと論点が違うような気がするのですがどうなんでしょうか。。。

でも、何でオリンピック限定なんでしょうか?世界選手権などでも選手達は国を代表して戦っていると思うのですが。。。陸上や水泳などの個人競技はチーム競技のように○○国代表チームと明確には言われていないかもしれませんが、それでも国内選抜を勝ち残った国の代表に違いはないと思うのです。オリンピックの注目度が他の世界大会と比べて桁外れに大きく、国への貢献度もそれに比例して大きいからということなんでしょうかね。。。

ちなみにオーストラリアでは、「メダル、トルフィーまたはその他報奨金等は課税対象とならない」とルーリングではっきり明記されています。ですが、プロ選手等、自身のパフォーマンスにより商業利益を得ている選手にはこのルーリングは適応されません。

スポーツをずっと続けていますが、報奨金なんてものは一度ももらったことが無いタカでした。

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

2012年9月14日金曜日

ミーティング三昧

今週は6件のミーティングがあり、お客様と一年に一度のキャッチアップに花が咲いている中野です。

こちらは月曜日のお客様!!ひなちゃんです。(かわいい~でしょ?私の専属美容師さんクミちゃんのお嬢様です)美味しいマカロンもお土産にいただいたのに、写真を撮る前に食べてしまいました。。。クミちゃん、ご馳走様。



 昨日もご夫婦のお客様が3歳のお子様を連れて見えました。おもちゃやお菓子が事務所にないことに気付いた次第です。チャイルドフレンドリーな事務所に向け、改善していきます。

2件はご新規のお客様でしたが、どちらも現存のお客様からのご紹介でいらしていただきました。ありがとうございます!!

サーファーズやロビーナ、時にはブリスベンから遥々こんな片田舎までお越しいただき嬉しく思います。 (事務所は Oxenford です)

昼間はミーティング、夜は連夜、深夜まで残業三昧ですが、今のところ胃潰瘍は発症しておりません(笑)これもとても有能なスタッフのお陰です。

たくさんのサポートに感謝の毎日です。。。

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

2012年9月13日木曜日

コーヒーブレイク

アドミン担当のStaff Kです。

最近、外で立て続けにコーヒーを飲む機会があったのですが、いつも私はその日の気分でコーヒーを選んでいました。 Long Blackだったり、Cappuccinoだったり。 

そしていつも必ず迷うのが、CappuccinoとCaffe LatteとFlat Whiteで、実は違いが微妙にわからない。

その都度一緒に飲む友達に聞いたりするのですが、皆自分なりに理解をしており少しずつ違う。

という事で少し調べてみました。

Cappuccino - ミルク入りコーヒー。上にベルベット調に泡立てたミルクを厚めに乗せ、ココアパウダーを振りかけたもの。

Café Latte - ミルク入りコーヒーだが、ミルクとコーヒーが同量でシルキーな泡立てミルクが薄く乗っている。 通常ロンググラスでサーブされる。

Flat White - ミルク入りコーヒーで、Café Latteよりミルクの量が少ない。 上に泡立てミルクはない。

このようにある程度違いがはっきりしているのですが、お店によってもまた少しずつ小さな違いがあるようです。

ついでに他の種類も見てみたのですが、まだ試したことのないコーヒーがたくさんありました。 いつも3~4種類の中で選んでいたので、たまには他のものに挑戦するのもいいかもしれませんね。

皆さんのお勧めのコーヒーがあれば教えてくださいね。

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

2012年9月6日木曜日

ATOからのスパムメール

毎日30~50件の eMail と格闘している中野です。

インボックス内の真っ赤(要返信)なメールの量が私のストレスバロメーターです(笑)

今日は、緊急連絡です。

本日受け取ったメール、発信元は ATO (Australian Taxation Office) 送信元アドレスも政府のものです。

ロゴもATOの本物。

コピーライトの文言まで一緒。

内容は、、、

You have made mistakes while completing the last tax return.Get access to recommendations and hints from our tax specialists

After receiving your application our Taxation Office will contact you by email in 24  hours with further information if you are eligible to receive a Taxation Refund and how can be done.


(前回のタックスリターン申請に誤りがありました。タックススペシャリストのアドバイスにアクセスしてください。再申請を受け取ってから24時間以内に還付金受取の可能性と受取方について国税庁からメールが送られます。)

リンクが貼ってありますが、案の定リンク先は ATOではありませんでした。

早速ATOへ通報、メールを転送しましたが、、、、恐いですね。

かなり精巧で、私もアレっと思ったくらいです。

還付金が受け取れる、と謳うスパムメールは毎年たくさん出回ります。通常は見るからに、、、ですが、今回は見るからに本物っぽいです。

お気をつけください!!


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

風邪かなと思ったら。。。

アドミン担当のStaff Kです。

月日が経つのは早いもので今年も残すところ後4ヶ月です。 朝晩は冷え込みますが、すっかり春らしい新緑の季節になってきました。

今日は午後いきなり悪寒がし体の節々が痛くなったので、風邪かなと思ってあわてて家に帰りました。

これは熱がでるなと思い、人参ジュースを一杯と薄めの味噌汁に長ネギとしょうがをたっぷりと入れたものを食べて、布団に直行。 発熱、発汗の後4時間ぐらいですっかり元気になりました。

薬を飲まない時の方が、治りがとても早いです。

オーストラリアでは風邪でお医者にいっても、解熱鎮痛剤のパナドールを処方されるだけなので、だんだんと行かなくなります。 またサプリメントや自然療法が身近にあるので、薬が遠い存在に。

風邪ってこんなに早く治るんだと目から鱗の本日でした。

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

2012年9月2日日曜日

メールと最近の仕事

家族のことでここ2週間バタバタだった中野です。

8月31日金曜日はゴールドコーストショーホリデーで祝日だったため、3連休。

必要と思われる顧客には通知を出しておきましたが、日曜にメールを開くと、、、、

未開封メール60件、、、、(汗)

半分以上は、内容をじっくり読んだ上で返信やアクションが必要なものばかり。

 とりあえず今日は日曜日。返信したい気持ちをグッと押さえ、いらないメール処理をして、明日月曜日から仕事に励みます。

 2営業日以内の返信を心がけておりますが、週末、祝日は含みませんので、どうかご理解を。


毎年早くにタックスリターンを申告される方々の波は一段落したようですが、第2陣として国外居住者の賃貸収入申告や、投資収入がある方のタックスリターンご依頼が増えてきております。

それに加え、センターリンク等の関連で会社の決算処理を急ぐ顧客の方々の財務諸表作成、法人税申告準備がボチボチと入ってきております。

BAS申告には一年中追われていますし、この仕事、息を抜く暇がありません。それでもクリスマス以降は関係省庁の機能が止まるため、年末年始が一番静かな時間ですね。

では月曜日から精を出して頑張りましょう。


にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ